2024年05月10日

新築外構工事のベストタイミングって?エクステリア専門店のプロが解説

「新築の外構工事を依頼したいけど、いつのタイミングから始めれば良いんだろう…」

「何を基準に外構業者を選べば良いか分からない…」

このような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

 

新築の外構工事は、早すぎず遅すぎないベストなタイミングで始めることが大切です。

 

当記事では、新築外構工事の適切なタイミングやその理由、

外構業者の選び方のポイントについて解説しています。

スムーズな新築外構工事のためにしておきたいことも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

 

ホテルライク外構

 

外構工事とは

「外構工事」とは、住宅の敷地内に必要な構造物を設営したり、

住まいとして使いやすくするために地面を整備したりする工事全般のことを指します。

例えば門扉やフェンスなどは、いずれも住宅に付属する構造物であり、

外構工事によって設置されます。

 

外構工事の、主な工事対象は以下の通りです。

工事場所

主な構造物(外構)

敷地入口

門柱・門扉・門灯・表札

敷地周り

塀・フェンス・生垣

玄関アプローチ

敷石・飛び石・砂利・コンクリート

駐車スペース

駐車場・カーポート・ガレージ

 

 

 

 

 

 

外構工事の流れ

外構工事は、大まかに以下の流れで進みます。

  1. 外構工事業者探し
  2. 外構プランの作成、見積もり
  3. 外構工事請負契約
  4. 基礎工事完了後に外構工事着工
  5. 着工~完成・引き渡し

ただし、実際の工事の進め方については業者によって違いがあります。

そのため、ここで紹介した内容はあくまでも目安とお考えください。

 

新築外構工事のタイミングは建築と同時に相談から始めるのがおススメ

住宅の完成間近になって外構工事を考え始める方も少なくありませんが、

建築と同時に相談から始めることをおすすめします。

 

間取りが決まって、基礎が完成すると玄関や窓、水道管やガス管の配線などの位置が決まってくるため、

外構デザインが描きやすくなります。

また、現場の勾配や地面の高さ、電柱の位置なども具体的にわかることで、

利用できる商品も決まってくるのです。

 

「住宅が完成してから外構を考えればいいや」とのんびりしていると、

新築の完成に外構工事が間に合わず、カーポートや塀など、

生活に必要な設備が欠けている状態で住み始めなければならないことも。

入居後に外構工事が始まるとなると、騒音問題も気になります。

 

そうならないように、入居日までには外構工事をすべて終わらせることを目標にして業者選びを行いましょう。

 

スムーズな新築外構工事のためにしておくこと

新築の外構工事をスムーズに進めるためには、どのような準備をしたら良いのでしょうか。

ここからは、スムーズな新築外構工事のためにしておきたい2つのことを紹介します。

 

新築物件契約前に外構工事のイメージや予算などを検討をしておく

まず、外構のデザインや予算は早めに考えておくことがポイントです。

住宅の外観を決める段階で、ある程度外構のデザインもイメージしておきましょう。

いざ外構工事を依頼する際に、最初から考えるとなると、多くの時間や手間がかかってしまいます。

スムーズに工事をスタートさせるためにも、希望の設備や予算を整理しましょう。

 

事前に依頼する業者の候補を絞っておく

外構工事を依頼する業者も早めに探しておくのがおすすめです。

業者によって得意とする施工方法などが異なるため、入念に調べておくことが重要です。

業者を探すときには、2~3社程度は調べておくと安心です。

大手企業や地域の工務店など、規模の違う会社を比較すると、さまざまな視点から検討しやすくなります。

 

外構工事のタイミングを間違えることで発生する問題

外構工事は後回しにせず、最適なタイミングで行いたいものです。

なぜなら、外構工事のタイミングを間違えると、入居後もしばらく工事が終わらず、

生活にさまざまな支障が出る可能性があるためです。

ここからは外構工事のタイミングを間違えることで発生する問題について説明します。

 

新築の家が汚れる可能性がある

住宅が完成したあとに外構工事をはじめると、せっかくの新築の家が汚れてしまう可能性があります。

外構工事は、原則として土の状態の更地から工事を開始します。

工事期間中に雨が降ると土がぬかるんで、その上を人が歩くため、泥や小石が飛び散ってしまうのです。

結果的に、引っ越し早々から掃除をしなければならず、多くの労力がかかってしまいます。

 

駐車場が完成しておらず、駐車スペースがない

駐車場が予定通り完成しなければ、車を停めるスペースがありません。

実際に、入居後も外構工事が続いていたため、車の置き場所がなく困ったという声は多数見られます。

また、自宅に駐車スペースがないと、近くの駐車場やパーキングを借りなければならず、余計な費用が発生してしまいます。

 

インターホンや郵便ポストなど必要な設備がない

インターホンや郵便ポストなどの必要な設備が整ってないと、生活が不便になる可能性もあります。

具体的には、インターホンがないと来客の対応ができません。

さらに、表札や郵便ポストがないことで、郵便物自体が間違えて届けられてしまう場合もあります。

他にもスロープがなく、ベビーカーや車椅子で出入りしにくいなどの問題も考えられます。

 

近隣トラブルにつながる

地中の土がそのままむき出しの状態になっていると、少し風が吹いただけでも土ぼこりが舞ってしまいます。

近隣の家の敷地内にまで飛んでしまうことがあり、近隣トラブルの原因にもなり得ます。

 

また、夏場は雑草が放置されていることで、虫が湧く要因にもなります。

周囲の人と良い関係を保つためにも、外構工事は放置しすぎないことが重要です。

引っ越しに苦労する

いざ、入居日が決定して引っ越ししようとしても、外構工事が完成していないと家具や荷物の運搬に苦労します。

また、工事によっては引っ越し業者が荷物を運び入れる動線が十分に確保できないと引っ越しに時間がかかり、

スムーズに新生活をスタートできなくなる可能性があります。

 

防犯面への不安

外構工事が完成していないと、視界を遮るものがなく、家のなかの様子が丸見えになってしまいます。

特に道路や歩道に面した位置にリビングがある住宅では、

日当たりが良くてもカーテンを閉めっぱなしにしなければならないといった問題が発生します。

また、家のなかの様子が丸見えだと、外出時間帯にも外から確認できてしまい、防犯面にいささか不安が残ります。

 

外構工事を依頼できる業者の種類

外構工事を依頼できる業者は、大きく分けて「ハウスメーカー」と「外構専門業者」の2つです。

ここでは、それぞれの違いや特徴について紹介します。

 

ハウスメーカー

ハウスメーカーの強みは、資材や企画の共通化、大量生産などによって原価コストを最大限に抑えられる点にあります。

また、大手ハウスメーカーの場合は、全国各地に営業拠点を構えているため、

新居が自宅から遠い場合でも、近くの営業所で気軽に打ち合わせをすることができます。

 

ただし、ハウスメーカーではあらかじめ用意されたプラン・資材・設備から好きなものを選び、

組み合わせるのがほとんどです。

そのためデザインの自由度は低めで、規格外の外構工事を依頼すると割高になる可能性もあります。

 

外構専門業者

職人・デザイナー・プランナーといった外構の専門家が、

それぞれの知識を持ち寄って外構プランを作り上げるのが外構専門業者です。

外構工事についての知見が深く、お客様一人ひとりに合わせた提案ができるのが強みと言えます。

 

「オリジナリティの高い外構デザインにしたい」

「建物の雰囲気にマッチしたトータルコーディネートを提案してほしい」

といった細かい要望にも対応しています。

 

ただし、外構専門業者は全国的にも数多く存在するので、自分に合った業者を探すには少々時間や手間が必要です。

 

新築外構工事の期間と費用相場について

外構工事はどれくらいの期間と費用をかけるべきなのか、迷う人も少なくありません。

ここからは、新築外構工事の平均的な期間と費用相場について詳しく紹介します。

 

新築外構工事の期間

新築の外構工事にかかる期間は、およそ1〜3ヶ月と言われています。

工事期間にこれほどまでに差があるのは、デザインによって必要な工事期間が異なるためです。

具体的には、住宅の周りに囲いを設けないオープン外構の場合は、1か月ほどで工事が完了します。

一方で、住宅の周りに門やフェンス、ブロック塀などを設置するクローズド外構やセミクローズド外構の場合は、

工事に2~3ヶ月ほどの期間を要します。

 

新築外構工事の費用相場

新築の外構工事は、デザインや敷地の広さ、工事の内容などにもよっても異なりますが、

一般的な駐車場を含むアプローチ部分の外構工事であれば、300万円前後が費用相場の目安となります。

新築外構工事費用相場

 

外構業者の選び方のポイント

外構業者を選ぶ際には、いくつかのポイントに気を付けることも重要です。

理想の新築外構工事を実現するためにも、ここで外構業者の選び方のポイントについて理解を深めましょう。

 

  • 営業年数や実績
  • 保証制度・アフターサービス
  • コンテスト受賞歴
  • 対応力や気配りの良さ
  • 口コミ

 

営業年数や実績

まずは、外構業者の営業年数や実績をチェックしましょう。

外構工事は専門的な知識や技術が必要となるため、実績豊富な業者の選定が求められます。

業者のホームページやカタログを見て、これまでの施工実績などを確認しましょう。

また、業者に直接質問して、具体的な技術や施工方法について詳しく聞くのも効果的です。

 

保証制度・アフターサービス

外構業者の保証制度やアフターサービスも見逃せないポイントのひとつです。

外構工事は、完成後もメンテナンスや修理が必要となることが多いものです。

そのため、業者の保証制度やアフターサービスについても確認しておきましょう。

要望に対して丁寧に対応してくれる業者の選定が、理想の外構工事の実現には重要です。

 

コンテスト受賞歴

エクステリアメーカーは、自社商品を使用した施工例のコンテストを実施しています。

 

  • YKK AP エクステリア スタイル大賞
  • LIXIL エクステリアコンテスト
  • 三協アルミ ワンダーエクステリアデザインコンテスト

 

 

LIXIL エクステリアコンテスト 2022

ファサード部門 銅賞

ホテルライク外構

LIXIL エクステリアコンテスト 2021

ファサード部門 入選賞

ラグジュアリーなエクステリア

LIXIL エクステリアコンテスト 2023

エクステリアリフォーム部門 入選賞

外構リフォーム

 

これらのコンテストの受賞歴があるかどうかは、良い業者を見極めるポイントのひとつになります。

なぜなら、第三者から提案力や施工技術に対する客観的な評価を得ていることが分かるためです。

いずれのコンテストもメーカーのホームページから確認できるため、隙間時間を活用して覗いてみましょう。

 

 

対応力や気配りの良さ

理想に合ったプランを提案してくれるかどうかも大切です。

「こちらの要望をきちんと聞き入れてくれているか」「使用する資材について、

カタログやサンプルを提示して案内してくれるか」「メリットだけではなくデメリットもしっかりと説明してくれるか」などの内容をチェックしておきましょう。

 

ポストひとつとっても、機能性やデザイン性、予算など、軸にしたいことは家庭ごとでさまざまです。

そのため、具体的にどのような外構工事をしたいのかをヒアリングしたうえで、丁寧に対応してくれる業者であれば安心できるでしょう。

 

口コミ

検討している外構業者の口コミを通して、実際に工事を依頼した人の評価を見ることで、

その業者の実力や信頼性を確かめることが可能です。

単に口コミや星の数を見るだけではなく、投稿の内容も見るようにしましょう。

 

口コミのなかには、業者の対応に関する率直な意見もあるはずです。

外構業者とは工事期間中も連絡を取り合う機会が多いので、

スタッフや職人がどのような人物像であるかを確認できると良いでしょう。

 

新築外構工事のご相談・ご依頼はザ・ガーデンにお任せください!

新築外構工事のタイミングは建築と同時に相談から始めるのがおススメ

外構工事は家づくりにおいて後回しになりがちですが、

外構工事を後回しにすると日常生活が不便になってしまうおそれがあります。

使い勝手の悪さに後悔しないためにも外構工事は後回しにせず、適切なタイミングで取り掛かりましょう。

 

東海エリアに拠点を構える地域密着型のエクステリア・外構工事店「ザ・ガーデン」では、

お客様一人ひとりの理想やイメージにマッチした外構工事を行っています。

また、アフターサービスにも対応しており、お客様の理想の住まいを実現するためにサポートしています。

無料でお見積りも承っておりますので、少しでも気になった方はぜひお気軽にお問合せくださいませ。

 

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