2025年01月28日

新築外構をおしゃれにしたい!見落としがちなポイントも教えます

せっかくの新築を手に入れたのだから、外構にもこだわりたいと思う方はたくさんいるでしょう。おしゃれな外構を作るには、ただ自分たちの希望を業者に伝えればいいわけではありません。実際の外構工事では、こだわりを優先しすぎたために後悔する結果になったケースもあります。

 

本記事はそんな事態にならないために、外構作りで見落としがちなポイントや、おしゃれな外構を作る際におさえておきたい内容を解説します。あわせて狭い庭を広く見せるテクニックや、業者選びのポイントもまとめました。

 

これから新築で庭を作る予定の方はもちろん、外構に関するトラブル予防策やテクニックを知りたい方も、ぜひご覧ください。

 


外構作りで見落としがちな注意点

機能門柱FT製品イメージ

外構作りの際、おしゃれなデザインやこだわりを実現しようとするあまり、注意すべきポイントを見落としてしまうこともあります。まずは外構作りの際見落としがちな注意点をおさえましょう。

 

ご近所との調和やトラブル対策

周囲の住宅のテイストと大きく異なる外構を作ってしまうと、周囲から浮いている状態になってしまいます。外構でよくあるのが、以下のケースです。

 

 

  • カーポートの位置が悪く雨水がお隣さんに流れ込んでしまった
  • 目隠し代わりの植栽やシンボルツリーの落ち葉やそこに発生した虫が別の敷地内に入り込んだ
  • ゴミ置き場に置いていたゴミやその臭いが近所の家に入り込んだ

 

これらのトラブルはすべて、外構の打ち合わせ段階で気を付けていれば避けられたトラブルです。外構工事を依頼する際は、憧れやこだわりだけでなく、ご近所トラブルの原因にならないかにも目を向けましょう。

 

方角や日当たりで外構の印象は異なる

同じ外構でも、方角や日当たりによって印象は大きく異なります。例えば、北向きの庭や日陰になりやすい場所は、グレーのタイルなどが暗く見えがちです。このほか、植栽も日当たりによって成長や色が異なるため、注意が必要です。

 

店舗での打ち合わせでは外構の配置などをCGで確認できますが、方角や日当たりの影響までは完璧に再現できません。希望を伝えるだけでなく、現地で外構がどう見えるかも必ず確認しましょう。

 

外構にもメンテナンスは必要

外構にはメンテナンスも必要です。特に、植栽や自然石などの自然物は、定期的に手入れする必要があります。

 

例えば植栽は水やりが必要ですが、これは多すぎても少なすぎてもいけません。先ほどの日当たりなども美観に深く関係します。枯死や根腐れに注意しながらお世話をするのは大変です。

 

なお、人工物の外構も錆止めなどの処置が必要になる場合があります。また、壊れた場合は修理しなくてはなりません。外構を配置する際は、見た目や機能だけでなく、メンテナンスの必要性にも目を向けましょう。

 


おしゃれな外構を作る時におさえておきたいポイント

では、快適でおしゃれな外構を作るにはどうすればいいのでしょうか。次はおしゃれな外構を作る際におさえておきたいポイントを解説します。

 

外構のテイスト

一口に外構といっても、その種類はさまざまです。まずは外構全体のテイストを決定しましょう。

 

同じ機能を果たすものでも、シンプルでカッコいいデザインのものもあれば、愛らしい雰囲気の装飾がなされたものもあります。気に入ったからといってテイストの違いを意識せずに選んでしまうと、ちぐはぐな印象になってしまいます。

 

  • シンプルなテイスト:アルミ製スクリーンやポスト・コンクリート敷きのアプローチ
  • 南欧・北欧系テイスト:やわらかな色味の門柱や枕木のアプローチ・色とりどりの植栽
  • 和モダンテイスト:枕木フェンス・落ち着いた色調のタイルを使ったアプローチ

 

このようにテイストをあらかじめ決めておけば、それに合わせて外構の色や素材を選べるようになります。テイストの統一は、外構選びで迷わないためにも必要です。

 

家との調和

外構は建物との調和も考える必要があります。例えば新築が白と黒なら、外構もあわせてコントラストをつけるなど、バランスを意識しましょう。外構と家のトーンを合わせた方が、おしゃれになります。

 

また、カーポートなどの形状にも注意が必要です。形状によっては家の水平ラインを壊すこともあります。迷ったときは業者に希望を伝えて、懸念点や最適な方法を考えてもらうといいでしょう。

 

自然素材

センスのいい外構は、植栽や自然石などがよく取り入れられています。テイストに合わせてこれらの外構も取り入れてみましょう。

 

なお、注意点の所でも取り上げましたが、自然物はそれぞれメンテナンスが必要です。植栽などを選ぶ際は、ライフスタイルなどを加味しつつ検討しましょう。配置したい外構をあらかじめ決めているなら、きちんと自分たちでそれらを世話できるかも含めて業者に相談すると、いい回答をもらえます。

 

アイキャッチポイント

デザインにこだわった門柱やシンボルツリーなど、アイキャッチポイントを作るとデザイン性がアップします。よりおしゃれで話題になるような外構を作りたいなら、アイキャッチポイントを設置しましょう。

 

玄関先にシンボルツリーを置くなどの配置をすれば、目隠し代わりにも活用できます。遮蔽物もこだわりを持って配置すれば、家の印象を高めつつ機能を果たすことも可能です。

 

奥行きや立体感

外構を作るというと平面上の設計に目が向きがちになりますが、よりおしゃれに作りたいなら、奥行きや立体感も意識しましょう。

 

例えば玄関アプローチが長いと単調になりがちです。この間に植栽を配置すると外構に動きを出せます。植栽を植える際は、高さにも注目しましょう。一般的に家の一階の窓は1.6mほど、2階は5〜6mほどの位置になります。その間に植栽を置けば、見栄えを崩しません。

 

また、駐車場のスリットなどで奥行き感を出す方法もあります。建造物を前後に持ってくる・目の錯覚を利用して奥行きを出すなどのテクニックも有効です。

 

これらのテクニックを庭の広さや要望に合わせて調節できるのも、外構工事のプロならではの技術です。

 

生活感を隠す

生活感のある外構は、どこかやぼったく感じてしまいます。エアコンの室外機や給湯器などを植栽やフェンスで隠すのも、おしゃれな外構作りでよく使われるテクニックです。

 

例えば、お向かいさんと目が合うのが気になる・ゴミ箱を隠したいなどの場合に用いられるのが、部分的に塀や植栽を置くテクニックです。目線外しとなる外構を置けば、全体的に塀などで覆わなくても生活感をかき消せます。費用も抑えられるため、おすすめのテクニックです。

 

生活感を感じさせない庭造りをしたいなら、道路に面している部分を中心に検討しましょう。また、忘れがちなポイントとして自転車の置き場所があります。細かい部分にもしっかり考慮して隠すのが、おしゃれな庭作りのポイントです。

 

夜のライティング

外構は夜のライティングもセンスの見せどころです。建物や外構を美しく見せるライティングは、昼とは異なる庭の姿を見せてくれます。家やシンボルツリーを照らしたり、間接照明で柔らかい光を演出したりと、さまざまな方法があります。

 

また、ライトは防犯としても役立つ外構です。センサータイプは人が近づくとライトが灯る仕組みのため、家のなかから外に人がいるかを確認できます。外構によっては家のなかでオンオフできるタイプもありますが、消し忘れもよくあります。タイマーセンサーなどもあると、電気代が節約できるためおすすめです。

 


狭い庭をおしゃれに見せるテクニック

広い庭のイメージ

庭が狭いとおしゃれな外構を作ろうとしても、うまくいかないこともあります。次はそんな方のために、狭い庭でもおしゃれに見せる外構テクニックをご紹介します。

 

オープン外構にして開放感を演出

オープン外構とは、門やフェンスを設けない外構を指します。限られたスペースでも遮蔽物となるものがない分、開放的な雰囲気を演出できるテクニックです。光や風も通り抜けやすいため、日当たりの悪い庭でも程よく日の光を入れられるなどのメリットもあります。

 

目隠しフェンスも抜け感を意識して

オープン外構だと防犯面などに不安がある場合は、抜け感のある目隠しフェンスを用いましょう。適度に家や周囲の視線を遮りつつ、圧迫感のない広々とした印象を演出できます。

 

抜け感のある目隠しフェンスに背の高い植栽を合わせることで、空間に高さを生み出すこともできます。より広々とした印象を作りたいときにおすすめのテクニックです。

 


外構の配置で迷ったら玄関アプローチから考えよう

テイストやイメージがあっても、エクステリアの配置で迷うこともあります。このような状態に陥った時は、玄関アプローチを中心に考えましょう。

 

玄関アプローチは家の第一印象を決めるポイントです。これはそのまま家に対するイメージにもつながります。玄関アプローチがおしゃれなら、ほかの部分に特にこだわりがなくてもおしゃれに見せることも可能です。

 

玄関アプローチは毎日通る場所でもあります。デザインだけでなく、歩きやすさなどの機能性にも欠かさずこだわりましょう。ここが決まればほかの配置も自然と決められるようになるはずです。

 


おしゃれな外構は外構業者の選び方にかかってる

おしゃれな外構は、自分たちの希望が固まっていればできるわけではありません。施工を依頼する外構業者を適切に選ぶことも大切です。次は、おしゃれな外構作りでおさえておきたい業者選びのポイントを解説します。

 

業者選びの際は業者だけでなく担当者もチェックする

業者選びの際、多くの人がその業者の実力を判断するために営業年数や実績をチェックします。しかし、よりこだわりたいならその部分だけでは不十分です。テイストやデザインは、同じ業者でも担当者が異なれば出来栄えも大きく変化します。自分たちの作りたいテイストやデザインを得意とする担当者がいるかまでチェックしましょう。

 

例えば、ザ・ガーデンは女性の担当者が多く、洋風テイストやモダン・スタイリッシュに強い傾向にあります。専任プランニングでの強みもあり、得意なテイスト以外のデザインなども対応可能です。興味を持たれた方は、ぜひご相談ください。

 

より厳選したいなら展示場にも目を通そう

より業者を厳選したいなら、展示場にも足を運びましょう。さまざまな外構を見ることで、テイストやデザインに対するイメージをより具体的に表現できます。また、展示場で実際に業者に対応してもらうことで、きちんとした仕事ができるかなどの判断材料も得られます。

 

より納得いく施工を依頼したい場合は、ネットでの情報だけでなく展示場などからも情報を集めましょう。

 

見積もりを複数依頼して選ぶ

施工にかかる費用は業者ごとに異なります。見積もりを出してもらう際は、複数の業者に出してもらい、それを見比べたうえで決定しましょう。見積もりを依頼する際は、相見積もりを依頼していることを伝えてください。

 

複数業者で見積もりを出していることを伝えれば、仕事が欲しい業者がサービスしてくれることもあります。上手くいけば、よりお得に施工を依頼できる場合もあります。施工を依頼する業者を選ぶ際は、いきなりひとつに絞り込まず、複数の業者から検討しましょう。

 


ザ・ガーデンの庭造り

ザ・ガーデンは、実用面と演出を考慮した庭造りを提案できます。専任プランニングで、お客様一人ひとりのお家に合わせた庭づくりの提案が可能です。

 

また、建物や配管を考慮しながら庭造りを進めます。これにより、施工に問題があってもパースの立ち上げの時点で気が付くため、お客様のご希望を最大限に活かせます。ハウスメーカーでは難しい施工も、ザ・ガーデンにお任せください。

 


まとめ

おしゃれな新築外構を作るには、さまざまなポイントに目を向ける必要があります。まずは事前にどんな庭にしたいか、どんなテイストの外構なら新築に調和するかを考えてみましょう。

 

困ったことや迷うようなことがあれば、外構業者に早めに相談してください。配置などに問題があっても、業者側が気がついてくれます。希望に沿って懸念点や別の案を考えてくれるため、よりいい外構にすることもできます。

 

ザ・ガーデンでは、新築外構の施工やご相談を受け付けております。興味を持たれた方は、まずはお問い合わせください。

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