こんにちは。
外構・エクステリアのザ・ガーデン一宮店です。
今回は大切なお車を守る『駐車場リフォーム』についてです。
駐車場リフォームのタイプについて
■オープンスタイル
駐車スペースの舗装のみのシンプルなスタイルです。
メリット
遮るものがないため駐車がしやすく、道路の見通しも良いです。
地面の工事のみで屋根や壁をつくらないため、費用を抑えることが出来ます。
デメリット
屋根や壁がないため、雨・雪、鳥のフンなどでお車が汚れてしまうことがあります。
また、覆うものや遮るものがないので防犯性に不安が残ります。
■カーポート
カーポートとは柱と屋根で構成された車庫のことです。
メリット
屋根があるため、紫外線や鳥のフンなどから大切なお車を守れます。
アプローチ部分に設置すれば、雨や雪に濡れることなく玄関まで行き来出来ます。
デメリット
オープンスタイルに比べ費用が掛かってしまいます。
また、オープンスタイルと同様にカーポートにも壁がないため防犯性に多少不安が残ります。
■ガレージ
ガレージとは屋根のほかに3方向以上を壁で覆った車庫のことです。
メリット
壁で囲われている分、大切なお車を直射日光、風・雨からしっかり守ってくれます。
密閉空間を作ることも可能で、盗難防止など安全性が高いのも魅力です。
デメリット
オープンスタイル、カーポートに比べ設置スペース、費用、工事期間が多く掛かります。
また大きさや地域によっては建築確認申請が必要な場合があります。
庭を駐車場にするために必要な工程について
①既存の庭にある塀や門を撤去
・ブロック塀や門の撤去
駐車スペースとなる場所にあるブロック塀や門を解体して撤去します。
・植木の撤去
植木も同様に根元から撤去する必要があります。
②駐車スペースの舗装
・砂利,砕石
費用、工期とも最も抑えられることが出来ますが、
流動性が高いため車の通った跡が残ったり、砂利や砕石が流出する可能性もあります。
・アスファルト
一般の家庭で使用されることはあまりありません。
複数台の駐車場の場合は費用を抑えることが出来ますが、1~2台分の場合は逆に費用が高くなってしまいます。
・コンクリート
最も一般的な舗装方法です。
耐久性もあり、デザインの自由度も高くどんなおうちの雰囲気にも合います。
ただしその分費用が高くなるのと、コンクリートが固まるまで数日間工期が掛かります。
③フェンスの設置
・伸縮門扉
蛇腹のように動き、アコーディオン門扉とも呼ばれます。
種類豊富でスペースの大きさに合わせた商品が選択できます。また傾斜地や角地への設置も可能です。
ただし強風時には注意が必要となります。
・オープンゲート
ゲートが上部に動くことで開閉するため、跳ね上げ門扉とも呼ばれます。
出入り口が大きく開かれており、車の出し入れがしやすく防犯性も高いのが特長です。
カーポートと組み合わせる場合や、上に持ち上がるようなドアの車の場合は高さに注意が必要です。
・シャッター
防犯性がかなり高く、盗難のほか雨・風からも大切なお車を守ってくれます。
ただし費用が高くなってしまう可能性が高いです。
駐車場リフォームの費用相場について
■撤去工事の費用
植木の撤去工事の費用相場は10万~20万円、ブロック塀や門の撤去工事の費用相場は20万~30万円です。
ただし駐車スペースの大きさや、状況により費用は変動いたします。
■舗装工事の費用
砂利舗装工事(2台分想定)の費用相場は10万~15万円です。
コンクリート舗装工事(2台分想定)の費用相場は30万~50万円です。
■駐車場リフォームの費用
2台分駐車場リフォームの平均費用相場は50万円です。
費用は舗装の種類やカーポートの有無・種類にもより異なります。
■フェンスの費用
伸縮門扉(2台分想定)の費用相場は30万~50万円です。
オープンゲート(2台用想定/電動タイプ)の費用相場は70万~90万円です。
シャッター(2台用想定/電動タイプ)の費用相場は300万~400万円です。
使用する商品や駐車スペースの大きさ、駐車場の状況により費用は変動いたします。
駐車場リフォームに使える補助金について
・ブロック塀等撤去費補助金
ブロック塀の倒壊による被害を防止するため、ブロック塀等を撤去する費用の一部を補助する制度です。
条件や期間、申請方法など各自治体によって異なりますので、お住まいの地域の自治体にご相談ください。
※一宮市のブロック塀等撤去費補助金についてはこちらのブログにてご紹介しております。
・民有地緑化助成制度
敷地の緑化を進める事業で、駐車場の緑化も補助の対象となります。
緑化面積の条件等がありますので、お庭などのリフォームと同時に計画するのがオススメです。
条件や期間、申請方法など各自治体によって異なりますので、お住まいの地域の自治体にご相談ください。
駐車場リフォームをする際の注意点
■スペースの確保
普通自動車の平均的な大きさは幅1.7m×長さ4.7mです。
そのため駐車スペースは1台あたり幅2.5m×奥行5mは最低必要です。
ドアを全開にする場合や、駐輪スペースも兼ねる場合はゆとりを多めにとっておく必要があります。
また、車椅子を利用する方がいらっしゃる場合は、幅3.5m以上が必要となります。
■複数社から見積もりをとる
定価が決まっている商品ではなく、業者によって価格が決まるため
複数社から見積もりをとり、比較検討するのがオススメです。
費用と工事内容のバランスがかけ離れていない安心出来る業者を選びましょう。
■ガレージをつくる際は「建築確認申請」が必要
ガレージは床面積や地域によっては建築確認申請が必要な場合があります。
①10㎡以下の建築物である
②建築位置が防火地域、もしくは準防火地域ではない
上記の2つともに該当する場合、建築確認申請は不要となります。
駐車場リフォームの施工事例を写真付きでご紹介!
■施工事例①:緑化ブロックで華やかなファサードに
『お庭のウッドデッキの目隠しをしたい』とのリフォームのご相談でしたが、
オシャレな外壁をより活かせるようにと駐車場のリフォーム案もご提案いたしました。
外壁を意識した横ラインの緑化ブロックでスッキリとした駐車場デザイン。
通常は芝を用いることが多い緑化ブロックですが、こちらは砂利を敷き詰めて仕上げ
建物全体の雰囲気と調和させました。
既設のものを活かし、シンプルでありながらデザイン性を感じる華やかなファサードとなりました。
※こちらの施工事例でも紹介しております。
~緑化ブロックとは~
植生用ブロックとも呼ばれ、隙間に芝を敷くことにより身近に自然の緑を感じることが出来るほか
ヒートアイランド現象の緩和にも役立ちます。
各自治体の緑化助成制度の対象になる場合もあります。
■施工事例②:日本家屋のイメージを一新させた駐車場リフォーム
日本家屋のイメージを一新するモダンなデザイン。
建物の建て替えのタイミングで古くなった外構もリフォームを行いました。
舗装の一部をアプローチと同じ天然石を使用し、スリットを入れずひとつづきにすることで
アプローチとの一体感を出しました。
雰囲気を邪魔しないようメインの舗装はコンクリートでシンプルに仕上げています。
スリットは黒色の化粧砂利を使用し、メリハリを付けました。
カーポートはLIXIL アーキフィールド3台用を使用しております。
天井の木調パネルにダウンライト、サイドパネルまで設置したフルプランです。
ただ車を停める場所だけでなく、洗練された上質な空間となりました。
※こちらの施工事例でも紹介しております。
■施工事例③:贅沢なプライベート空間
ライフスタイルが変わり、駐車スペースの増設リフォームを行いました。
建物周りが活用されておらず、デッドスペースになっていたためそちらを駐車スペースへ。
舗装はコンクリートで仕上げています。
カーポートはLIXIL カーポートSC1台用の縦2連棟タイプです。
2台分の駐車が可能で、場所を有効利用しました。
隣地側にはH2400のサイドスクリーンを設置し、気になる視線を遮ります。
L字方向に重なるように1台用のカーポートを配置し、駐輪場と物置スペースにしました。
リフォーム前は道路から丸見えで防犯面に不安もあった駐輪スペースを、建物の死角に置くことで
防犯性を高め、見た目も向上させました。
出入口に設置した伸縮門扉が大切なお車もお守りします。
駐車場リフォームは実績豊富なザ・ガーデンにお任せください!
■ザ・ガーデンの駐車場カーポートページはこちら
■過去記事:そもそもカーポートって?ガレージとの違いは?
他にもたくさんの施工実績がございます。(施工事例はこちらから)
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