2024年08月09日

外構エクステリアリフォームは何から始める?おすすめの手順を解説

「外構のリフォーム工事を依頼したいけど、何から始めたら良いのだろう…」

「エクステリアの雰囲気を大きく変えたいけど、何て依頼すればイメージ通りに仕上げて貰えるだろう…」

外構エクステリアのリフォームを検討している方のなかには、このような疑問を抱えている方もいるのではないでしょうか。

外構リフォームは住宅の外観を左右する重要な工事のひとつです。しかし、いざ工事を依頼しようと思っても何から始めれば良いのかわからず、なかなか行動に移せないケースもあります。

そこで本記事では、外構リフォーム工事を始める前にやるべきことや、具体的な工事の手順について解説します。スムーズに工事の依頼を進めたうえで、イメージ通りの外構エクステリアに仕上げたいと考えている方はぜひチェックしてみてください。


外構エクステリアリフォーム工事は何から始めるのが良いの?

 

外構リフォーム工事を始める際は、以下のポイントをおさえたうえで進めるのが大切です。

 

  1. 大体の完成イメージを決めておく
  2. 不便に感じていることをまとめておく
  3. 予算の目安を設定する
  4. 建築時の図面を用意しておく

事前に上記の内容を準備しておくことで、工事の打ち合わせをスムーズに進めることができます。

 

完成イメージを決めておく

理想とする外構エクステリアの完成イメージを決めておくことで、打ち合わせの回数を減らせるのがメリットになります。完成イメージが漠然とした状態でもまとめておけば、担当者から理想の外構エクステリアを踏まえたうえで提案をすることも可能ですので、ご安心ください。

当店では、お客様とヒアリングをしながらCGパースでデザインの作成を行うことができます。そのため、完成イメージデザインを確認しながら理想とする外構エクステリアを作っていくことができます。

 

不便に感じていることをまとめておく

日常生活で不便に感じていることをまとめておくことも重要です。
リフォームの場合は新築とは異なり、不便に感じるポイントを洗い出した上で行っていきます。

例えば、カーポートがないと車が雨で濡れてしまうなど、不便なことを打ち合わせ時に伝えることでスタッフからより良いリフォーム案をご提案させていただくことも可能です。
より快適に使える外構エクステリアに仕上げるためにも、不便に感じることをまとめておきましょう。

 

予算の目安を設定する

事前に予算の目安を設定しておくことで、より有意義な打ち合わせが行えます。予算が設定されていると担当者から具体的な施工範囲や使用する素材など、具体的な提案を受けやすいのが魅力です。

なお、予算の設定が難しい場合は、そのまま打ち合わせに臨むことも可能です。駐車場を広げる、フラワーガーデンを増設したりなど、リフォーム内容から必要な予算を算出します。

 

建築時の図面を用意する

建築時の図面を用意しておくと、具体的かつ再現性の高い打ち合わせが可能です。図面があることで住宅や敷地内の現状を把握しやすく、細かいプラニングが行えます。

また、敷地内にある埋設物を破損してしまうといったトラブルを軽減できるのもポイントです。特に大掛かりな外構リフォーム工事を行う際は、準備しておくことがオススメです。


外構エクステリアリフォームの手順

タイルデッキと人工芝のお庭

外構エクステリアのリフォームは、工事内容によって手順が異なります。
主な内容ごとに具体的な手順を解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

 

カーポートや駐輪場などのリフォームを行う場合

カーポートや駐輪場などのリフォームを行う際は、以下の手順で進めます。

  1. 予算を設定しておく
  2. どれくらいの広さが必要なのか確認する
  3. 用途を決めておく
  4. 施工を開始する

カーポートや駐輪場などの場合は、どれくらいの広さを確保する必要があるのかを明確にしておくことが重要です。

具体的には、自動車を1台または2台駐車するのか、自動車の幅や高さはどれくらいなのかといった内容になります。事前に把握しておくことで設置後のトラブルを防げます。

用途を決めておくことで担当者から希望に沿った提案を行えるのもポイントです。しかし、敷地が広くスペースを有効活用したいものの、何が最適なのかわからないといった悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。

活用方法がわからない場合は、事前にヒアリングした内容をもとに具体的な提案が可能です。余った敷地を有意義に活用したい方はぜひご相談ください。

 

境界ブロックやフェンスのリフォームを行う場合

境界ブロックやフェンスのリフォームなら、以下の手順で行います。

  1. 予算を設定しておく
  2. 設置する場所をおおよそ決めておく
  3. ブロックのデザインを決めておく
  4. フェンスの目的を設定しておく
  5. 施工を開始する

境界ブロックやフェンスのリフォームを行う場合は、ブロックのデザインやフェンスの目的を決めておきましょう。ブロックは主に基本型と化粧ブロックの2種類あり、それぞれデザインが異なります。

特に化粧ブロックはさまざまなデザインやカラーが展開されているため、おおよそのデザインを決めておくことでスムーズに打ち合わせを進めやすいのがポイントです。ただし、ラインナップが豊富なので、自分で決めるのが難しいケースもあります。

ブロックは外構エクステリアの外観を左右する構造物なので、デザインを決められない場合はCGパースで外観のイメージを作成するのも選択肢のひとつです。ヒヤリングした内容を踏まえて適切なブロックを提案します。

また、フェンスの目的を設定しておくのも重要です。例えば、プライベートな空間を確保したいなら視線を遮れる目隠しフェンスがおすすめです。リフォームの目的を把握したうえで必要な機能を備えた製品や住宅の外観にマッチするおしゃれなフェンスを提案いたします。

なお、境界に関わる外構工事は隣人の理解を得られないまま始めるとトラブルに発展する可能性があります。設置する製品やデザインのイメージが決まったら、隣人との話し合いをしながら慎重に進めていきましょう。

 

アプローチのリフォームを行う場合

アプローチのリフォームを行う際は、以下の手順で進めます。

  1. 予算を設定しておく
  2. アプローチを作る範囲を決めておく
  3. 必要な構造物や植栽をピックアップしておく
  4. 施工を開始する

アプローチとは、門から玄関までをつなぐ道路のことです。アプローチのリフォームを行う際は、範囲を事前に決めておきましょう。例えば、既存のアプローチを取り壊して作り直すなら、景観を楽しめるようにあえて遠回りする設計したいなどです。

加えて、アプローチに含めたい構造物や植栽をピックアップしておくのもおすすめです。具体的には、エレガントな雰囲気のエクステリアに仕上げたいから大理石をアプローチに取り入れたいなどになります。

趣味嗜好やコンセプトを探ったうえでデザインの提案をします。CGパースを活用することでよりイメージに合った構造物や植栽を選ぶことも可能です。

 

外構のメンテナンスを行う場合

外構のメンテナンスを行う場合は、以下の手順で進めていきます。

  1. 予算を設定しておく
  2. メンテナンスの対象をまとめておく
  3. 施工を開始する

外構のメンテナンスを行うなら、事前に対象の構造物や植栽などをまとめておくとスムーズに打ち合わせを進められます。例えば、劣化してしまった天然木のウッドデッキをメンテナンスしたいなど、対象のものをまとめておくことで外構エクステリア全体を考慮した提案ができます。

具体的には、ウッドデッキと併せてタイルの模様を変えたり目隠しを設置したりなどが挙げられます。メンテナンスの内容に合わせて全体を整えることにより、外観をきれいな状態で保ちやすいのがメリットです。


外構エクステリアリフォームの注意点

外構エクステリアリフォームを実施する際の注意点は以下の通りです。それぞれ詳しく解説していきます。

  • 敷地内とは別に駐車場の確保を依頼することも
  • 外構リフォーム工事中は日常生活に支障が出るケースがある
  • 外構リフォーム工事には一定の期間を必要とする

 

敷地内とは別に駐車場の確保を依頼することも

カーポートや車庫などのリフォームを行う場合、敷地内とは別の駐車場を確保しなければならないケースがあります。

例えば、カーポートのリフォームを実施する際は、支柱の設置やコンクリート土間の打ち直しといった施工が必要になる可能性があります。コンクリート土間を打ち直す場合は、既存のコンクリート土間を撤去しなければならないため、駐車場に車を停めることができません。

敷地が広く施工場所以外に駐車スペースを確保できれば問題ありませんが、駐車スペースがない場合は敷地外の駐車場を借りる必要があります。代わりに駐車場を探す業者を手配することも可能なものの、有料になってしまう点は留意しておきましょう。

 

外構リフォーム工事中は日常生活に支障が出るケースがある

外構エクステリアリフォーム時は、日常生活に支障が出るケースもあります。ウッドデッキの交換を行う際はスペースの確保が困難になり、工事中は洗濯物が干せない可能性があります。

また、ウッドデッキの上にエアコンの室外機が設置されている場合は、一時的に取り外し作業をしなければならないこともおさえておきたいポイントです。室外機を取り外している期間は、エアコンを使用することはできません。

エアコンの使用が不可欠な状況であれば、暑い時期の工事を見送るといった判断が必要になります。生活スタイルや要望などを考慮して、適した時期やタイミングに施工を行いましょう。

 

外構リフォーム工事には一定の期間を必要とする

工事内容によって異なりますが、外構リフォーム工事には一定の期間が必要不可欠です。最短でも2週間〜2ヶ⽉程度かかるため、来客などが想定される場合はタイミングを調整するといった対応が望まれます。

また、ブロック・土間コンクリート・舗装などは、天候条件に工事期間が左右されるのも把握しておきたいポイントです。


外構リフォーム工事を依頼するまでの流れ

安藤さん

外構リフォーム工事を依頼するまでの主な流れは、下記を参考にしてみてください。

  1. ご来店(来店時に記入していただいたヒアリングシートをもとにヒアリングを実施)
  2. 打ち合わせ・プレゼン(ご要望に合わせてCGパースでデザインを作成)
  3. 現地での確認(CGパースで作成したデザインをもとに施工場所などを再度確認)

要望や完成イメージをすり合わせたうえで、入念に現場確認を行います。ただし、要望と現場状況の兼ね合いによっては、施工できない可能性がある点は注意が必要です。

施工不可能な場合は再度打ち合わせを行い、了承を得たうえで最適な提案をします。素敵なエクステリアを完成させるためにも予めご理解いただけますと幸いです。


外構エクステリアをリフォームしておしゃれなエクステリアを完成させよう

外構エクステリアをリフォームすることで、不便に感じていた問題が解消できたり防犯対策を強化できたりと、さまざまなメリットがあります。また、CGパースを活用したデザインを作成すれば、よりおしゃれな外観に仕上げられるのも魅力です。

漠然としたイメージでも要望をまとめておくことで、趣味嗜好やコンセプトに合った提案を行えるのも弊社の強みです。例えば「お子様大きくなったら駐車場を増設したい」「お子様が成長したので、庭をフラワーガーデンにしたい」など、ご気軽に要望をお伝えください。

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