2024年09月02日

カーポートの色、失敗しない選び方! 外壁との調和が重要

カーポートは「駐車場の屋根」という役割だけでなく、設置が建物の前面にされることが多いので「家の顔」とも言えるエクステリアです。

 

  • カーポートの色やデザインはどうしようかな
  • おしゃれなカーポートが希望だけど、ちゃんとした機能のも欲しい

と、ワクワクした気持ちで考える方も多いと思います。
ですがカーポートは、値段や機能面だけでなく、家との調和も考えていくことが大切です。
今回は、失敗しないカーポートの色の選び方と、家の外壁と調和するデザインを選ぶ方法をご
紹介します。

 


1.カーポートを選ぶ時の重要ポイント

カーポート(夕方)

カーポートは、家の外観に大きな影響を与える重要なエクステリアです。
カーポートの役目は「駐車場の屋根として、車を雨風から守る」という点もありますが、家を構成する大切な要素でもあります。


カーポートを選ぶ時、下記の点が重要視されている方が多いです。

 

  • 金額
  • デザイン
  • 耐久性など

 

カーポートは、カーポートそのもののお値段もそれなりの金額になりますが、設置するには工事も必要です。



カーポートの色と、家の外装の調和が取れていないと、ちぐはぐな印象をご近所の人たちだけでなく、家の前を通る人達にも与えてしまう可能性があります。そのため、カーポートを選ぶ時は「デザインや色」が重要なポイントになります。

頻繁に取り換えるものではありませんので、ご予算に合わせて家の外装にマッチした「デザイン」のものを選んでいきましょう。

これから注目すべきポイントを紹介しますので、希望に合った最適なカーポートを見つけていきましょう。

 


2.カーポートの失敗しない選び方「デザインと建物の調和」

家の外構をおしゃれにするために、カーポートのデザインは非常に重要です。


特に建物の外壁や玄関の扉、タイルといった細部の配色との調和が求められます。


カーポートが建物の美しさを損ねないように、以下のポイントを意識しましょう。

 

①カーポートの失敗しない選び方「建物のデザインラインと合わせる」

 

カーポート正面

カーポートを失敗しない選び方として、カーポートを設置する建物とのデザインを合わせることが大切です。

ナチュラルテイストの外装の家なのに、シックで重厚なカーポートを選ぶと、ちぐはぐな印象を与えてしまいますよね。

機能面や頑丈さだけでなく、カーポートと家のデザインバランスも大切です。

 

カーポートの屋根の高さを、家の窓のサッシや水平ラインのデザインに合わせることで、

建物との一体感を持たせることができます。

 

②カーポートの失敗しない選び方「色の選択」

 

カーポートSC/テラスSC COLOR

カーポートの失敗しない選び方として、カーポートの色選びも大切です。

建物の外装や窓のサッシの色に合わせて、カーポートの色を決めると、調和が取れてバランスも良くなります。

カーポートの人気の色は、黒やシルバーですが、それぞれの色には下記の特徴があります。

 

  • シルバー…汚れが目立ちにくい

  • 黒…遮光性が高い

 

汚れが目立ちにくいことは、維持する手間がかからないというメリットがあります。


そのため重要視されがちですが、失敗しない色の選び方は「建物と調和しているかどうか」です。

 

黒色は、夏場の強い光を吸収して、車内の温度を上がりにくくするメリットがあります。


子どものいるご家庭では、夏場に簡易プールを広げて遊ぶ機会も多いでしょう。


黒色のカーポートは、駐車場内の気温の上昇を防ぎ、熱中症対策もできます。



建物の調和だけでなく、そこで過ごす家族の快適さも考えて選ぶことも視野に入れてみてはいかがでしょうか。

 

③カーポートにはどのような色がある?

 

 

カーポートを提供しているメーカーはたくさんありますので、使用されている色も様々です。


ですが、大きく分けると下記の4色の展開が多い傾向にあります。

 

  • ブラック
  • シルバー
  • ホワイト
  • ブラウン

 

ただし、メーカーによって記載している色は、微妙に異なることがあります。


そして、日の当たり方によっても、カタログの色味とは違う場合もありますので、できれば実際のカーポートを目で見て選ぶことがおすすめです。


店舗によっては、野外で設置していることもありますので、実際に確認してみてくださいね。

 


3.カーポートの失敗しない選び方「金額と耐久性」

 

カーポートの選び方には、金額と耐久性を重視する方法もあります。


金額重視でコストを抑えたい場合、下記の素材のカーポートがおすすめです。

 

  • ポリカーボネート製

 

最近では「ブラックポリカ」という透過性のないスタイリッシュなカーポートも人気があります。

耐久性重視で台風などの自然災害に備えたい場合は、下記素材のカーポートがおすすめです。

 

  • スチール製
  • 折半カーポートなど

 

強度の高い素材を選ぶと、いざという時にも安心ではないでしょうか。

 


4.おすすめのカーポートをご紹介

 

カーポートは色を選ぶだけでなく、素材や形も視野に入れておく必要があります。


ですが、さまざまなタイプのカーポートがありますので、

どのカーポートを選んでいいのかわからない方も多いのではないでしょうか。

 



ここでは、実際のカーポートや色の選び方をご紹介します!

 

①失敗しないおすすめのカーポート「カーポートSC(LIXIL・リクシル)」

カーポートSCは、「屋根と柱だけ」という見た目がシンプルなデザインのカーポートで、グッドデザイン賞を受賞しています。

 

本体と同じように、屋根の部分もアルミ素材が使用されているため、強度もかなり強く、屋根が割れる心配もありません。

 

さらにカーポートの屋根と柱の部分に「雨どい」が内蔵されているので、見た目はとてもシンプルですが、カーポートに求められる機能は全く失われていません。

 

現在(2024年)とても人気のあるタイプのカーポートで、スタイリッシュなデザインが特徴ですが、どのタイプの建物との相性が良いため、注目を集めているカーポートです。

 

色も下記の3色で展開されています。

 

  • シャイングレーF
  • ナチュラルシルバーF
  • ブラック

 

そして、天井部分のアルミに木目のラッピングシート(3色)を貼ることも可能です。


屋根と柱の色を変えることができるので、建物の色と調和させやすいカーポートになります。


カーポートSCには、下記のイメージを求める方におすすめです。

 

  • シンプルでスタイリッシュ
  • 木目調の暖かさを感じさせることができる
  • デザインのバリエーションが広いので、個性も尊重したい

 

組み合わせによって高級感を演出することも可能です。


どのカーポートを選んでいいのか迷う時には、まずはチェックしてみてください。

 

②カーポートSCおすすめの色は「ブラック」

スタイリッシュな外観の建物の方におすすめのカーポートSCの色は、「ブラック(黒色)」です。


カーポートSCは、柱や屋根の部分もブラック(黒色)で統一できるので、

スタイリッシュでシックな外観の建物と調和することが可能です。

 

  • モダンな建物
  • 北欧風のデザイン

  • 壁や屋根が黒い建物など

上記の建物の場合は、特にブラック(黒色)のカーポートSCがおすすめです。



 

近年では特に、外壁や屋根の色が黒い建物も増えていますので、屋根の色が黒いカーポートを求めている方も多いのではないでしょうか。

 

③カーポートSCおすすめデザインは「木目のラッピング」

カーポートSCは、屋根の部分のアルミ素材に木目シートを貼ることが可能です。


下記が木目シートの色の種類になります。

 

  • オーク
  • チェリーウッド
  • クリエモカ


 

木目シートの色合いによって、モダンだけでなくナチュラルな雰囲気を演出してくれますので、ナチュラルテイストの外観の家にもよく合います。


色々なタイプの建物の色にも調和しますので、よりお好みの雰囲気にすることが可能です。

 


5.カーポートの選び方「最終決定は現地で」

 

LIXIL アーキフィールド使用|リフォーム外構カーポートの設置は、ショールームでカタログを見ながら決めるだけではなく、カーポートを設置する場所や屋根の高さ(位置)、光の入り具合を現地で確認することが重要です。



最終的なカーポートの色選びやデザインの確認は、現地でおこなうことをおすすめします。


色々なバリエーションをシミュレートしながら、納得のいく選択をしていきましょう。

 

①カーポートの選び方「パースの確認」

新築時にはパースを見ながら、建物全体のバランスを確認する作業をします。



パースとは、建物を立体的に表現する図の事で、モデルルームの外観の完成予想図のようなものです。



平面の図だけでは、建物のイメージが付きにくいという欠点がありますが、その欠点を補うことが可能になり、パースを作成することで、建物のイメージがより具体的になります。



新築の時には、立体的な完成予想図(パース)に希望に近いカーポートの色や形も併せて表示することが可能です。



そのため、実際の建物がない状態でも具体的なイメージをしやすくなるので、建物と合わせた際のバランスが分かりやすいメリットがあります。

 

後からカーポートを設置する場合は、既に建物がありますので、実物のカーポートの色と建物の色の想像が付きやすいかもしれません。

ですが、頭の中でイメージするよりも、パースを使って希望のカーポートの形や色を確認する方が、より具体的に建物との調和を確認することができますし、さらに他の組み合わせの確認も可能です。



カーポートを選ぶ時には、きちんとパースを使用する施工会社と、相談しながら決めていきましょう。

 

②カーポートの選び方「現地での最終確認」

 

Todoリストイメージ

既に建設されている場合は、実際に設置する場所で、光の入り具合や屋根の位置を確認し、最適なカーポートを選びましょう。
実際の建物の色は、光の当たり具合や環境によって、思っていたイメージと多少変化していることがあります。
最終確認は、建物が実際に立っている場所で、希望のカーポートの色と合わせてみましょう。

 


6.カーポートを選ぶ時の注意ポイント

 

カーポート裏面

カーポートを選ぶ時は、建物との調和を考えて選ぶことがおすすめですが、注意すべきポイントもあります。

 

①カーポートを選ぶ時の注意ポイント「自転車(バイク)置き場の有無」

 

 

LXIL カーポートSCミニのサイクルポート

カーポートを選ぶ時には、カーポートの色だけでなく、車の台数も視野に入れていると思います。
ですがカーポートは、車だけではなく「自転車(バイク)置き場」として活用されることも多いです。
ご家族の誰かが、自転車(バイク)を生活の中で使用しているならば、自転車(バイク)を置くスペースのことも考えておく必要があります。

「カーポートを設置したのに、自転車(バイク)を置くスペースが足りなくて、雨ざらしになってしまった」ということにならないように、自転車置き場のスペースも併せて考えておきましょう。
そして、自転車置き場が必要な場合も、カーポートとの色やデザインを合わせることも大切ですので、しっかり確認しましょう。

 

②カーポートを選ぶ時の注意ポイント「将来的なニーズ」

 

多岐にわたる将来のニーズ

カーポートを設置工事する時には「車は一台だけ」だった場合でも、

将来的に下記のようなことが起こる可能性もあるかと思います。

 

  • 子供が免許を取って、車やバイクが増えた
  • 地域の交通事情の変化で、車が必要になった
  • 車を買い替えたなど

 

家族の成長やライフスタイルの変化、生活している地域の事情によって、車や自転車(バイク)が増えることもあります。
そして「車を1台しか所有しない」と決めていたとしても、大きさの違う車に乗り換えることもあるかもしれません。
ご家庭によって事情は様々ですが「車や自転車が増えるから、カーポートを増設したい」とは、気軽にできませんよね。

 

ザ・ガーデンでは家族の成長やライフスタイルの変化を考慮して、将来的に必要になるスペースや動線を考えて設計していきます。


「将来的に必要になるかもしれないこと」も想定しながら、一緒に考えていきましょう。

 


7.まとめ

LIXIL カーポートSC/ダウンライト

 

 

今回は、失敗しないカーポートの色の選び方と、家の外壁と調和するデザインを選ぶ方法をご紹介しました。



カーポートは、一度設置すると簡単に取り換えることが難しいエクステリアです。


ですので、カーポートの選び方は、値段や機能性だけでなく、建物の外観を損なわないデザインのカーポートを選ぶことを重要視していきましょう。

 

  • 建物の色と違和感が無いか
  • 見た目だけでなく、機能的に問題は無いか
  • 家族の将来的なニーズに合っているかなど

 

上記のポイントを参考にして、自分たちに合った最適なカーポートを見つけましょう。

 

駐車場・カーポートの施工事例もご紹介しております。

ぜひ興味がございましたら、ご覧ください。

駐車場・カーポート施工事例はこちら

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