注文住宅は自分の理想の間取りやデザインを実現できます。そのような注文住宅を購入する方の中には、より理想に近づけるために外構にも力を入れる方もたくさんいます。しかし、おしゃれな庭を作るには、家づくりとはまた違ったポイントをおさえなくてはなりません。
そこで本記事は、注文住宅とその外構が持つ特徴や、そこから分かるメリット・デメリットを踏まえつつ、おしゃれな庭を作るポイントをまとめました。これから注文住宅を購入する方はもちろん、よりおしゃれな庭を作りたい方にも役立つ内容となっています。これから外構を検討する方はぜひ参考にしてくださいね。
注文住宅の外構とは
注文住宅は施主の要望や意見を取り入れて作る住宅のことです。自由度が高く、機能性や個性に優れた住宅を得られます。これは外構も例外ではなく、決まった形がない分自由にエクステリアなどを配置できます。
基本はオーダーメイドで作られるため、注文住宅を購入する際は家だけでなく庭についても考えなくてはなりません。
注文住宅と建売の違い
同じ新築でも、注文住宅と建売では大きな違いがあります。
種類 |
住宅の特徴 |
庭の状態や特徴 |
注文住宅 |
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建売 |
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このように、どちらもメリット・デメリットがあります。注文住宅の場合、住宅の意匠や構造に合わせた設計が可能な点がメリットといえるでしょう。素晴らしい特徴ですが、きちんと考えたうえで選択しないと、メリットを十分に活かせなくなる場合もあります。
注文住宅の外構工事にかかる費用
外構工事にかかる費用は、配置する建材や施工に必要な工事内容によって大きく変化します。注文住宅は1から機能やデザインを考えるため、施工にかかる費用も大きくなりがちです。機能やデザインを詰め込むと、300万円以上もの予算が必要になることもあります。
一方、建売の場合カーポートや目隠しなどの要素を単体で付ける場合がほとんどです。そのため、かかる費用も100万円程度で済みます。
注文住宅の費用で利用できる制度について
注文住宅の外構工事は建売に比べると費用も大きくなりがちです。予算が決まっていない場合はもちろん、決まっている場合でも配置したい機能やデザインなどに優先順位を付けておきましょう。
特に住宅ローンを利用する場合、借りられる範囲や返済などの問題を考慮しなくてはなりません。負担を最小限にしつつ理想の庭を作るには、専門家の知識や経験も必要です。住宅ローンを利用して注文住宅や外構を作る際は、借りる前から相談しておきましょう。
また、注文住宅や外構の施工で利用できる制度は、ローンだけではありません。国や市町村の補助金制度を活用できる場合もあります。こちらもあわせてチェックしておきましょう。
ザ・ガーデンでは過去に宅配ボックスやスロープを設置する際にかかる費用の半分を補助金で対応していた過去があります。補助金は施工を依頼する年度や時期により使える額や割合は異なるため、詳しいお話をお聞きしたい方は、ぜひ一度当店にご相談ください。
注文住宅の外構を作る際にありがちな悩みや失敗
注文住宅は建売に比べると施主の意見を反映しやすい建て方です。しかし、いい面ばかりではありません。きちんと考え、住宅や外構を作る業者としっかり話し合っておかないと、以下のような悩みや失敗が発生することもあります。
自由度が高すぎる
自由度の高さは注文住宅最大のメリットです。しかし、基本機能である門やポストなどの配置やフェンスの有無など、外構に関わる要素すべてをそれぞれ決定していかなくてはなりません。
また自由度が高いといっても、家の構造や配置によっては施工や対応ができない場所・条件もあります。よりこだわった外構を作りたいなら、庭だけでなく家の配置などにも注意する必要があります。
注文住宅は外構にこだわりのある方はもちろん、無い方も頭を悩ませる要因になりがちです。施工を依頼する際は、この事も頭に入れておきましょう。
予算オーバー
外構を決める・施工を依頼する際にありがちなのが、予算オーバーです。
- 住宅を優先させるあまり外構に使える予算が足りなくなった
- 住宅ローンを借りる際外構にかかるお金を計算していなかった
これらのトラブルは、施工前の打ち合わせや見積もり作成時にありがちです。こうしたトラブルに遭遇しないためにも、予算や住宅ローンなどを検討する際は、外構にかかる費用も漏らさず組み込むようにしましょう。
家や周辺環境との調和性
外構の機能やデザインにこだわりすぎる場合にありがちなのが、住宅や周辺の住宅との不調和です。住宅や外構のテイストがちぐはぐだったり周りからかけ離れていたりすると、せっかくいい家を建てても違和感を覚えやすい仕上がりになります。
住む前には分からなくても、実際に生活してみた結果後悔するパターンも珍しくはありません。このような事態を避けるには、家を建てる場所や住宅のデザインなども考慮しながら施工を依頼する必要があります。外構工事を依頼する際の打ち合わせは、要望やそれに関するアドバイスをもらえる貴重なタイミングです。しっかり取り組みましょう。
注文住宅の外構を依頼できる業者とその特徴
注文住宅で外構の施工を依頼する場合、ハウスメーカーまたは外構専門業者に依頼します。施工を依頼する前に、それぞれの特徴やメリット・デメリットをおさえておきましょう。
ハウスメーカー
注文住宅の外構は、住宅の施工を依頼するハウスメーカーに頼めば家とともに建てられます。別途業者に依頼して打ち合わせや施工依頼する手間がかからない上、家と庭がすぐに使える状態で引き渡しされます。アフターサービスも住宅とほぼ同じように受けられるのもメリットです。
一方、デメリットもあります。専門業者ではないため、機能やデザインのバリエーションが専門業者に比べると少ない傾向にあります。また、同じ仕様・デザインで依頼した場合、費用が高めになりがちです。
コストや施工依頼の手間を軽減したい場合はハウスメーカーの方が便利でしょう。しかし、外構のデザインやコストが気になる場合は、外構業者に依頼した方がより満足できる可能性が高いといえます。
外構専門業者
外構専門業者は、文字通り庭造りを専門に施工している業者です。外構施工における豊富な知識と技術・経験があり、施主の要望を汲み取りつつこだわりを活かした庭造りができます。また、スピーディーかつ臨機応変な対応ができるのもメリットです。デザインや機能だけでなく、コスト面などの相談にも快く対応してくれます。
外構に関するこだわりや悩みがある場合、心強い味方である外構専門業者ですが、いい面ばかりではありません。一口に外構業者といっても、その腕や得意とする外構の種類はそれぞれ異なります。自分の作りたい庭や庭づくりにおける悩みに合わせて選ばなくてはなりません。
また、別業者に依頼するため打ち合わせや契約の手間もかかります。基本的な流れは住宅の施工を契約するときと同じですが、似た作業を何日もかけてやることに面倒くささを感じる方もいるでしょう。これもまた、デメリットです。
このことから外構専門業者は、庭づくりにおけるこだわりや悩みがある場合に適しているといえます。
注文住宅の外構を作る時に守るべきポイント
では、注文住宅で外構を作る場合、オシャレで使いやすい庭にするにはどうすればいいのでしょうか。外構工事を依頼する際におさえておきたいポイントを解説します。
外構を取り巻く環境を考慮する
外構を設計する際、新築で建てる家やご近所さんと大きく異なるテイストの庭を作ってしまうと、ちぐはぐな印象を与えてしまいます。外構を設計する前に、自宅のデザインや周囲の雰囲気などをしっかりおさえて、それに調和するようなデザインを心がけましょう。
ちなみに、庭作りの際は最初に敷地を囲うフェンスのデザインや配置から決めていきます。フェンスがない、もしくは部分的に設置されていると解放感あるデザインに、敷地すべてをフェンスなどで覆っておくと、目隠しや防犯面で役立ちます。
庭を設計する際は、周囲を取り巻く環境を考慮しながら取り組むのがポイントです。
車や人の動線を考えて設計する
庭の機能はデザインだけではありません。駐車場やアプローチなど、人や車が通る場所もまた、外構の一部です。これらが使いにくい状態だと、家を出入りするたびに不便な思いをすることになります。
庭を設計する際は、周囲との調和だけでなく、通りやすさなどの機能面にも注目しましょう。動線を意識した配置が難しい場合は、施工依頼先に相談してください。
生活感は適度に隠す
家や外構設備の中には、生活感を感じさせるものがあります。
- エアコンや給湯器などの室外機
- ゴミ箱やゴミ置き場
- ガーデニングやDIYの道具を入れる倉庫
生活感を感じさせるものがあると、どんなにおしゃれな庭を作ってもいまいち野暮ったい印象になってしまいます。これらの物は適度に隠す工夫をしましょう。
例えば、室外機やゴミ箱をフェンス状の囲いや箱の中にいれるなどの方法が有効です。大きめの扉をつけておけば、点検や修理が必要な場合でもすぐ対応できます。作業用の道具などを入れる倉庫も、おしゃれなデザインのものを選べば周囲に溶け込ませられます。
点検やメンテナンスのしやすさも重要ポイント
外構は適度に点検やメンテナンスが必要です。先ほど解説した室外機などを隠す場合は、メンテナンスのしやすさにも注目しましょう。家と壁の間などの狭い場所に点検やメンテナンスが必要なものを作ってしまうと、作業が困難な状態に陥ってしまいます。
また、植栽などのお手入れが必要なものを配置する場合も、きちんとメンテナンスできるか考えたうえで配置しましょう。普段のライフスタイルを振り返って、外構の点検やメンテナンスにあてる時間や手間をどれだけ確保できるかを含めて検討するのがポイントです。
防犯機能がしっかりしているかもチェックする
外構には、泥棒などから家を守る防犯としての役割もあります。庭づくりの際は、防犯や安全・プライバシーをきちんと確保できるかも含めて考えましょう。
例えば、センサーライトなどは夜の外構を彩る機能だけでなく、防犯面の機能も期待できます。このように、美観と機能面に優れた外構をより多く取り入れるのもいい方法です。これもうまく配置できないなどの場合は、施工業者に相談するといいでしょう。
業者選びで迷ったらアフターサービスを比較する
複数の業者から選ぼうとしている場合、どこに依頼すべきか迷ってしまうこともあるでしょう。このような場合は、アフターサービスに注目するといい業者を選べます。
施工後のアフターサービスは業者ごとによって保証対象範囲や条件・年数が異なります。特に新築の注文住宅の場合、施工箇所や対象が多い分、できるだけ広く、長く保証する業者を選ぶべきです。
ザ・ガーデンでは施工に関するお話だけでなく、アフターサービスに関するご相談も受け付けております。気になることがあれば、その都度お気軽にご相談ください。
まとめ
注文住宅の外構は、同じ新築でも建売とは異なる特徴があります。外構やその施工を担当する会社ごとの特徴やメリット・デメリットを抑えた上で依頼先を選びましょう。後悔しない庭造りのポイントも意識しながら取り組んでください。
よりよい庭を作るには、施工会社との打ち合わせをしっかり行う必要があります。効率的に作業するためにも、外構に求める機能やデザインの優先度や、気になることがあればその内容などをまとめておきましょう。
ザ・ガーデンは注文住宅の外構に関するご相談を受け付けております。庭づくりに関するご相談がある方は、ぜひ一度お問い合わせください。